防水工事には、シート防水・ウレタン防水・FRP防水・アスファルト防水があります。費用や耐用年数に差は生じてしまいますが、屋上防水工事に適しているのはシート防水・アスファルト防水です。一般的な戸建住宅ならば、ウレタン防水もお勧めできます。耐用年数は定期的なメンテナンスを行うかどうかによって変わりますが、10年程度を目安に考えた方が良いでしょう。何十年も修理の無いまま経過してしまうと、防水の修理も大掛かりなものとなるため費用がかさみます。修理価格の相場としては1平方メートル当たり数千円です。修理前の状態や保障の期間などによって変わり、各メーカーによっても価格は変わります。何にどくらいの費用がかかるのか、素人が判断するのは難しいですが、これくらいなら出せるという費用を見積もって、それを業者に提示し、そこから交渉に進むと必要なことや削れることが具体的に固まっていき、価格もはっきりしてくるでしょう。屋上防水工事をする時期の判断も素人には分らないでしょう。しかしヒビ割れや雑草が生えるなど見た目に変化がある場合は、表面だけではなく建物の中側にも被害が及んでいますので、対策を取る必要があります。雨漏りをする場合は早急に対応しましょう。見積もりの際には立会いをし、現場を確認しながら納得するまで説明を受けることが必要です。
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