よく注文住宅は地元工務店の方がいいなんて言われますが、その理由はしっかりとしたア フターケアが期待できるからです。「家は建ててから」とはよく言ったものです。ところで、これってどこまでが「地元」の 領域になるのでしょうか?あまり工務店側からは明確に提示されてないですよね。それもそのはずで、工務店としても出来る だけ受注をしたいわけですから。そこでご紹介したいのが、神戸の新築物件を手がけるあんじゅホームという会社です。
こちらは、明確に受注範囲を神戸市近郊の神戸市、西宮市、芦屋市、明石市、三田市、宝塚市、伊丹市という地域に限定しております。こちらも建ててから3年間の補修を無料で行う手厚いアフターメンテナンスで有名な会社さんなのですが、対応地域を限定して建てることで自分たちの手がけた家は一生涯面倒を見るというなんとも熱い思いがここにはある のです。その他にも年間36棟以上は品質維持のために建てないなど、そのこだわりは並ではありません。こういう業者さんなら発注する側も安心ですよね。長期優良住宅を数多く手掛けており、自分の手掛けた物件に自信と誇りを持っています。
■長期優良住宅とは
近年、不動産の物件にて長期優良住宅の言葉を見かけるようになりました。この長期優良住宅は、現存する住宅を末永く利用するための物件として定義されました。住宅を長い期間で利用することで、解体時に生じる廃棄物の排出を抑えるだけでなく、新築の建て替えに発生する費用を削減できるメリットがあります。また、物件の需給にもメリットが備わり、売り手側は中古物件をさばくことが容易となり、逆に買い手側には中古物件ということから、不動産の取得にかかるコストを抑えることにつながります。
長期優良住宅は、全ての中古物件にあてはまるものではありません。誰もが永く住めることを旨としたもののため、建物の構造がしっかりしていることや、一定の居住空間が確保されたことなどが条件に挙げられます。近年では、バリアフリーに伴った設備や地震に強い建物であることも、重要な要素として取り沙汰されています。
このようなコンセプトは、当時の首相が掲げた「200年住める住宅の展望」によって実現されたものになります。新築住宅の建設ラッシュの最中、古い住宅は置き去りにされる傾向にあるため、現存する物件を何とか有効活用したいものとして考案されるに至りました。現在では、中小規模の住宅生産者に対する助成制度が設けられ、長期優良住宅の需給率も伸ばしつつあります。
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