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敷金・礼金のいらない「ゼロゼロ物件」とは?

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xf3055075875x近年、敷金・礼金のいらない「ゼロゼロ物件」といわれる賃貸物件が増えています。通常の賃貸契約の場合、初期費用として家賃の4~6ヶ月分を支払うことになります。ここには敷金(家賃の1~2ヶ月分)、礼金(家賃の1~2ヶ月分)、仲介手数料(家賃の1ヶ月分)、そして先払いの家賃1~2ヶ月分が含まれており、マンションの場合だとさらに管理費もプラスされます。敷金や礼金というのは保証金のようなもの。家賃を滞納した場合や退去時の修繕費にあてられます。初期費用をかけることなく借りられるゼロゼロ物件はどんな仕組みになっているのでしょうか。

理由として考えられるのは、物件が古い場合。新築と築古の条件がほぼ同じであれば、新築を選ぶ人の方が多いのは当たり前のこと。そこで競争力を高めるという意味で敷金礼金をゼロにしていることがあります。新築物件に「安さ」で対抗することによって、新たな入居者を集めようという考え方です。

また、オフシーズンの空室対策として行っていることもあります。年明けから春先までの引越し時期、いわゆる繁忙期が過ぎたあとで退去が相次ぎ、何部屋も空室が発生してしまうと当然家賃収入は減ってしまいます。オーナーにとって、空室のまま次の繁忙期を待つような状況は避けなくてはいけません。そこで、入居者確保のために条件を改善することがあるのです。このような賃貸物件はキャンペーン物件と呼ばれ、満室になるまでキャンペーンを続けることもあれば様子見のために期間を決めて行うこともあります。

このように、ゼロゼロ物件はさまざまな事情によって生まれています。初期費用がかからないと聞くと敬遠する方もいるかもしれませんが、必ずしも物件に問題がある訳ではありません。福岡県の賃貸物件に強い別大興産のようにゼロゼロ物件の特集を組んでいる不動産会社もたくさんあるので、気になる物件があれば問い合わせてみてください。ちなみに別大興産は物件数の多さが魅力。きっとお気に入りの賃貸物件が見つかるはずです。

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